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カラダの防衛機構(免疫力)とガン

みなさんはご存知だとは思いますが、私たちのカラダには外から入ってくる外敵(ウイルス、細菌など)を攻撃して守ってくれる機構があります。たとえば冬に風邪にかかるのは、風邪のウイルスを体内に入れてしまうためです。その風邪が治るのはカラダの防衛機構(免疫力)がウイルスを攻撃して殺してくれるからです。

風邪のときにセキ・鼻水・熱が出るのは、カラダがウイルスと闘っている証拠なのです。お医者さんでもらう薬にはウイルスを退治する力はありません。風邪の不快な諸症状を抑えることしかできないのです。つまり、カラダにこの防衛機構(免疫力)がなければ、わたしたちはたちまち風邪やばい菌などにやられて死んでしまうのです。

われわれの体の中では毎日100万個のガン細胞ができているといわれています。しかし、若いうちはそれが目に見えるほど大きくなることはほとんどありません。それは若い人のカラダの防衛機構(免疫力)はパワーが高いために、次々に生まれるガンの種を片っ端に攻撃して退治してくれるからです。

残念ながらその防衛機構(免疫力)はいつまでも高いパワーを保てるわけではなく、年齢を重ねるごとにパワーは落ちてきます。そうすると、次第に防衛機構(免疫力)はカラダの中にできるガンの種をすべて殺すことができなくなります。生き延びた小さなガンの種はもう邪魔するものがいないので、どんどん大きくなっていきます。

そして長い年月をかけてたった一つだったがん細胞は、目に見えるほどの大きさまで成長するのです。そこからのガンの成長は非常に早く、すぐにいろいろなカラダの不調を引き起こし、内蔵などの機能を壊していきます。体調が悪くなるということは、カラダの防衛機構(免疫力)も弱くなっているということなので、ガンの進行を抑えることができずますますガンを大きくさせる原因になります。

ガンの引き金はあなた自身にある

ガンの原因は、「発ガン物質」だけでなく、実はストレスを抱えたあなたの生活パターンにもあるのです。肉体的あるいは精神的な強いストレスにさらされ続けることは、ガンになるリスクを何倍にも増やします。

それでは、なぜストレスがガンの原因になるのでしょう。それには、ストレスとカラダの防衛機構(免疫力)の関係が大きくかかわっています。ストレスが多いということは、カラダが緊張状態にあるということです。緊張状態にあるカラダは、体内のリンパ球が減ります。リンパ球が減るということはすなわち、防衛機構(免疫力)のチカラが落ちるということなのです。

実際、ガンの患者さんを調べてみると、その多くがガンにかかる前に肉体的・精神的ストレスを抱えていたことでカラダが緊張状態であったのです。さらに血液検査をすると体内のリンパ球が少なくなっていて、免疫力が落ちていることがわかりました。

30歳頃から私たちの防衛機構(免疫力)は次第に衰えてきます。その上日常生活でさまざまなストレスを抱えている人は、さらに防衛機構(免疫力)のチカラは低くなっていると考えられるのです。リンパ球の少なくなったカラダはがん細胞をうまく攻撃することができません。そしてガンはどんどん増えるのです。

ガンを予防・克服するためには、まず生活の中での大きなストレスを取り除き、カラダの免疫力をパワーアップさせることが重要です。ストレスを減らし、リラックスした暮らしをすることがガンをはじめ多くの病気に勝つ秘訣なのです。