
海藻のなかの“ヌルヌル”
フコイダンは、もずく、わかめ、昆布などの海藻類(主に褐藻類)に含まれる”ヌルヌル成分”です。干しコンブを水にもどすとヌルヌルの成分がでてきてよい「ダシ」になりますが、そこにフコイダンも含まれています。
海藻が健康によい理由が豊富なミネラル分や低カロリーだけでないことは、最近になってわかってきました。なかでも海藻に含まれるさまざまなヌルヌル成分の健康作用については、色々と研究が進んでいます。
ヌルヌル成分には、アルギン酸、ラミニン、フコイダンなどが含まれています。
このフコイダンはキノコにふくまれるベータグルカンとおなじ多糖体の仲間で、正式には「フコース」とよばれる糖を主な構成糖とする物質です。
特にフコイダンには硫酸基フコースが多く、これが特にガンを抑える作用を強く引き起こすと考えられています。
1996年に開催された「第55回日本癌学会総会」でフコイダンという成分に抗がん作用があることが報告されて、新聞・健康雑誌やテレビなどのマスコミからも、たいへん注目されているのです。